我が母と春の訪れとお医者様と語録

 今日は母のてんこ盛り。

 やっと春らしい陽気になってきて、母はにわかに活気がでてきた。

 冬場は自重していた病院通いがまた始まった。鍼に整形に眼科にと忙しい。
朝起きたらヘルパーさんの訪問のことなどお構いなく、その日に出動する医療機関を決めてしまうらしい。こちらはヘルパーさんが来るから、午後、行ってくれと言うのだが、聞く耳を持たない。

 保険証は大事だからと言ってどこかに保管するのだが、その場所を忘れてしまって大騒ぎをするので、私が預かっている。

 だから、どこそこへ行って来たと聞くと、有給休暇をとって私が保険証を見せに病院へ行く。お得意さんで、しかも息子が後から来るとわかってきたせいか、あんまりうるさく言われないらしい。

 もちろん私の携帯の番号を伝えているから、何かあればすぐ連絡が来る仕組みだ。先日もあるところから「お母さんから電話で、家の鍵を落としていないか調べてと電話が来ましたが、ありませんでした。一応息子さんにも教えておいた方がいいかと思って」と。

 タクシーを走らせて、母が電話を借りたクリーニング店まで向かったら、道路端で母が立っていた。裏口が開いていたという。鍵を持たないで出たんだって。

 母の大好きな春の訪れ、雪が消えて、大好きな草取りの草には事欠かない。秋に枯れた枯れ草や枯れ木、母の楽しみの対象は潤沢だ。また、手が痛いの腰が痛いのが始まるなあ。

 今日はいつもの病院に行って来た。

母  「風邪を引いて3日寝込みました」
   (ウッソー 少なくともここ一年寝込んだことは一日もありません)

母  「下痢をしました」
   (ウン それはほんと。ヘルパーさんがトイレの始末をしてくれて、風呂に入れてくれた。我が母よ、あなたが言わなくてもちゃんと知っているよ)

ドク 「おなかの掃除ができて良かったですね」

母  「手がしびれるんですけど」

ドク 「これからも続きますよ」

母  「はあ そうですか。心配ないでしょうか」

ドク 「大丈夫ですよ。だって、あなた、私が診るようになってからずっと同じことを言っていますよ。でも何でもなかったでしょう」

母  「・・・・・・・・・・・・・・」

またまたドクターの勝ち!

 それにしても人間の業の深さ。85歳にもなれば、あそこも痛いここも痛い、いろいろ障害が出てくるだろうに、それを素直に認めない。いつまでも若い頃と同じでいたい。欲が深いんだなあ人間て。
gakkokamenはもっと欲が深かったりして・・・・・・・・・。

我が母 語録
「昭和の初め頃に似てきた、かぶる物、着る物、それに世の中も」

今日の夕食は母の大好きな寿司屋で。
「小樽には屋台の寿司屋がたくさんあったもんだよ。仕事の帰りによく立ち寄った寿司屋は、女の人が握って、男の人がお茶を出してくれた。立ち食いだからいくらでもお腹に入った。サイダーを飲みながら食べた。貝類が多かった」

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