トウキビとトウモロコシとキビ

昨日、秋田市民市場で、嶽のキビを買ってきました。

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今朝ゆでて食べましたがおいしかったです。
嶽のキビというのは青森県の特産。

あのトウモロコシのことを私はずっとトウキビと言ってきました。
だから秋田弁ではトウキビが標準だと思っていました。
ところが、多くの人たちがキビまたはキミというのです。

そこで調べてみました。

秋田県教育委員会編 無明舎出版
CD-ROM版
秋田のことば

方言形 きんみ とっきみ等 
変異形 きんみ(”ん”は小文字) きみ とーきんび(”ん”は小文字)
などとあるのです。
標準語訳ではトウモロコシ。
そして、きんみの解説では、
(前略)「きみ」は「きび」の音変化した形。在来種の「キビ」に対して、外来種の「トウモロコシ」が勢力を得て、作物は「トウモロコシ」になったにも関わらず、名称は「とうもろこし」を採用せず、そのまま在来種の「きみ(きび)」が維持されているもの。  

かつて、ある大学の先生の講演を聴きましたが、彼は、トウモロコシというのは重ね言葉だというのです。つまり、唐と唐土。

さて、トウキビが秋田弁でないとすると、私はどこでトウキビを覚えたのでしょう。
考えられるのは、母が北海道の出身なので子どもの頃からしょっちゅう北海道に行っていました。
今も札幌の大通公園では、トウキビで売られているはずです。ゆでたものや焼いたもの。
どうやら北海道で覚えたもののようです。

最近では秋田でもトウモロコシが主流になってきました。

トウキビでもキビでもキミでもいいけれど、その土地土地の言葉が失われていくのは寂しいことです。

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