我がミス・デイジーと墓参りと昨日の農村風景と今日の出来事

デイジーは結構信心深い。

盆だ彼岸だとなると気もそぞろ。自分で墓参に行かなければならないと思うのだ。
しかし菩提寺までは電車で45分くらい。
階段の上り下りが大変だ。
それでも以前はタクシーの貸し切りで連れて行ったこともあるのだが、墓地やら本堂やらを歩くのが大変で、以降は私か家内が代表していくことにしている。
そのことを何度も言って聞かせるのだが、いざ、その日になると電話がかかってくる。
「私、行かなくてもいいのか」と。
毎度のことなので、家内が折り込みチラシの裏などに、「gがお寺に行ってきます。心配しないで」と書いてくるのだけれど、それでも朝一度は電話をよこす。
今朝も来た。

実は昨日墓参を済ませた。
父は陽気でユニークな人だったから(私は紛れもなく父の子。馬鹿なくらい陽気で変わっていると言われるくらいユニークだから(人に言われる。本人はまともだと思っているのだが))、墓に供える花はうんと明るくして欲しいと花屋に頼んでいる。これを数回続けると花屋がちゃんとわかってくれてそれなりのものに仕立ててくれる。
写真がその花だ。

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本当は今日行くはずだったけれど、横手でコンサートもあることだし、出かけるのは昨日一日にしようと思った。

花や、たばこ、酒、ビール、おはぎ、菓子、果物を墓前に供えて、位牌堂へ。花を除き同じ物を供える。
私も還暦。これだけの供物を持って歩くのが辛くなってきた。
来年からは、アルコール類は一品にしようかと思った。

父が元気な頃は二人でよく行ったものだった。
しかし、その時どんな物を供えたか、とんと記憶がない。
花はたぶん持って行ったと思うのだが、そのほかの供物がどうだったか。
父はまず駅に着くと、菩提寺までタクシー。墓と位牌堂にお参りするとまたタクシーで駅へ。
そこで帰りの列車が来るまで、その頃はまだあった食堂でラーメンとビール。
実に簡単な墓参だった。

昨日は、お寺を出るとバスの営業所まで向かった。
横手行きの急行バスに乗るためだ。
バスに乗るなり、ドライバーが「お客さんどこまで」と聞くので、「横手のバスターミナルまで」と答えると、「お客さん一人だな。貸し切りだしよ(ですよ)」とのこと。
発車までに二人が乗り、その二人は途中で降りたので、次に乗ってくるまで文字通り貸し切りだった。聞けば本当に空気を運んでいることもあるとのこと。

バスは、いわゆる3桁国道を走り、一路横手へ向かう。
途中、旧道に入ると、そこには昔からの集落が形成され、家々が軒を連ねる。
合併前の町役場や商店、宿屋、飲食店等が並び、かつての賑わいを彷彿とさせる光景が続く。
田畑と家屋が混在しているような所は、畦も道路も庭も手入れが行き届き清潔で美しい農村風景が見られる。
私たちはよくヨーロッパの牧草地や畑に囲まれた農村の風景を見て美しいと感ずるが、どうしてどうして日本だって負けていない。
そんなことを思いながら、窓外の景色を楽しんだ。
たぶんこの楽しみはバスの高い座席から眺めるから得られる。
マイカーではきょろきょろできないから楽しめないな。
皆さん、一度地元の長距離バス、できれば農村や山村、漁村を走るバスを利用してみたらいかが。

一時間と少し、1820円のバスの旅が終わり、横手着。

ドライバーに聞いたホテルのレストランに入る。
土日と祝日にバイキング営業を行っている由。
800円と少しでバイキングが食べられる。
私は卑しいからバイキングと聞くともう止まらない。
カレー一皿、寿司10個くらい、生野菜二皿、ソバ一杯、茶碗蒸し、天ぷら少々、スパゲッティー少々、チキン一個、ミニケーキ二個、パイナップル少々、コーヒー一杯にウーロン茶。

外に出るとある食堂の前に長い列。

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横手焼きそばで有名な店だ。
この店、夜の6時前にもまだ行列ができていた。
ふと思って、近くの駐車場をのぞいてみた。
いるはいるは県外ナンバーの車。横手焼きそばがお目当てらしい。

そして、コンサートへ。
http://gakkokamen.at.webry.info/200909/article_25.html

帰りは高速バスを利用した。
秋田自動車道をほとんどノンストップで走る。
早い、楽ちん、安い。

そして今日。
父の同僚の方が亡くなったので御焼香に伺った。
奥様が父の若い頃のことを御存知で、私が知らなかった父のエピソードをいろいろ伺った。
大正3年生まれの父が庭球を楽しんでいたとか。

さて、これで一通り懸案事項は片付いた。
終わってみればあっけない、でも充実して楽しい連休だった。

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この記事へのコメント

2009年09月23日 22:24
お墓に手向けるお花が派手で驚きました。(笑)
たしかに、仏事だからといって地味にする必要もないですよね。
私がホトケサマになったら、やっぱりこのくらい派手にしてもらったほうが嬉しいかもしれません。
<M>
2009年09月24日 06:31
Beehive<M>さん
確かに目立ちます。
故人を喜ばせるための花、明るくまとめたいのです。
でもやっぱり派手かな。少し考えようっと。
2009年09月24日 09:06
豪華なあでやかなお花ですね。
きっと喜ばれてますよ~

うちなんか前薔薇の花束50本・・まあ白ですが
はではで!(≧∇≦)
2009年09月24日 20:28
こんなお供え花は、初めて見ましたよ。
でもきっとお父上は「フムフム」と、したり顔でいらっしゃるでしょうね。
バイキング、g様の胃袋の大きさにもビックリです。もしかして、横手焼きそばも、一口くらいならいけました?健康な証拠ですね。
2009年09月24日 21:03
みりんさん
薔薇ですか。それもいいなあ。
検討しましょう。
2009年09月24日 21:13
みずがめさん
やっぱりそうですか。
墓地も少し明るくてもいいのかなと・・・・・
こんなふうになったら墓地も少し行きやすくなるかなと思ったりして・・・・・
確かに鬼籍に入ってすぐならちょっとやり過ぎと思われるかも知れないけど・・・・・

バイキングはもう止まらなくなります。
ご飯はたっぷり・・・・・
塩引きとかベーコンとか野菜とか煮物とか、朝食の場合は昼ご飯が入らないくらい食べます・・・・・

清心館管理人
2009年09月24日 21:56
昨年の夏、息子が帰省する直前に、息子の高校時代の親友の子が愛知県の大学の近くで亡くりました。それを息子は、その直後の花火大会の夜、友達から聞き、愕然として帰宅してきました。
翌日、母である我妻と息子は、2人で長良川の支流の板取川沿いのお宅へお別れに行きました。もちろん葬儀済んでました。
私が昔からの知り合いの花屋さんへ仏前へ供える花を注文しましたが、私は、19の青年に相応しい色とりどりのお花をと伝えたのに、真っ白ないかにも仏花だったと聞き、どんなに歯がゆい思いをしたものかです。
やはり、色とりどりの美しい花手向けるのがいいと思います。g様は、私の同じ考えですか?

ところで、gさまはJAZZ聞きに行くんですね。私、秘密があるんです。人には披露できない。妻は知ってます。(笑)
実は、40歳よりバイオリンを習ってます。いつも若い男(女性がいいですが、ホントは!)の先生に絞られ凹んで帰ってきてます。
今もバッハのバイオリン協奏曲聞きながら、ここで愚痴書いてます。  スミマセン!
それはそれとして、バイオリンとか弓とか何台も増えてきて、それも、妻に内緒で買って、それが、ばれて叱られてます。トホホ!
2009年09月25日 22:03
清心館管理人さん
手向ける花もあまりこれまでの慣習にとらわれないで自由に考えてもいい頃だと思います。私は趣旨を伝え、少し明るくとか頼むと、花屋も具体的にその内容を確認してくれます。

バイオリンですか、いいですね。
楽器を弾けたらいいですね。羨ましいです。
これからもがんばってください。
清心館管理人
2009年09月25日 23:37
いにしえより、日本には、成仏という考え方があります。それ願う心も日本人には、素朴に、しかし、しっかりと醸成されています。でも、彼岸に渡られた人も時々は、いや、お盆やお彼岸だけでなく、「千の風」になって、身近にいてくれたらな~思うこともしばしばです。もし身近にそうした人たちが、我々を見守るために降りているとしたら、やはり色とりどりでしょ、共に過ごすためのお花はね、と思うところです。

ありがとうございます!バイオリンこれからも
しっかり練習します。
しかし、バッハの曲は、全く手ごわい!
2009年09月26日 07:42
清心館管理人さん
バイオリンがんばってください。
これからの生き甲斐の一つにになりますよ。

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