社会保険庁廃止

平成21年12月29日付の朝日新聞26面によると社保庁廃止就職未定112人の見出し。

年金記録問題などで揺れ続けた社会保険庁が28日、47年余りの業務を終え、525人の職員が民間で解雇に当たる「分限免職」となることになった。(中略)
懲戒処分者は昨年7月の閣議決定で機構への採用が禁じられ、48人がまだ再就職先が見つからない。


余り大きな記事ではない。
確かに社会保険庁では次々と杜撰な事務処理や不正な行為が発覚して多くの国民の怒りを買ったせいか、職員の処遇については、大きな国民的関心事にならなかった。
多くの職員がクビを切られるというのである。
社会保険庁の職員は一部にしろ解雇されても仕方ないというのだろうか。

確かに非違行為を行った者については厳しい処分で対処されるべきだろう。

けれども、今回のように、一律に、過去に処分歴があるという理由で、分限免職されるというのは、私には懲戒処分を2度課されることと同じように思えてならない。
いったん懲戒処分に服した後、深く反省しその後職務に精励してきた者についても、過去に処分をされたという理由で、たとえ分限とはいえ免職処分を行ってもいいものだろうか。
確かに、今回、分限処分となった525人の中には過去に処分歴のない人たちも含まれており、処分歴の有無だけで免職されるわけではないし、懲戒処分と分限処分はそもそも制度が異なるから法律上は問題がないのかも知れないが、どこか釈然としないものを感じる。

分限免職は懲らしめのための処分ではないから、退職手当が支給される。だからいいのだろうか。

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この記事へのコメント

おものがわ
2010年01月05日 17:27
「世間」の感情的反感で、ルールや法を無視して良い訳ありません。社保庁の職員は気の毒、何もかにも誰も彼も一緒にされて。これが戦争や命に関わる大きな事件だったらどうなるのだ!?世のファナテイックな時こそ、冷静さが求められるときがあります。
2010年01月05日 21:14
おものがわさん
そうです。
声なき声を出していかなければならないと思います。
おかしいことはおかしいと。

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