愛して頂戴

「何が何だかさっぱりわからないやね」母91才の最近のぼやきだ。

別に難しい話をしている訳ではない。哲学の本を読んでいる訳でもない。自らの来し方について沈思黙考している様子もない。
自分の置かれている環境がどうなっているのかさっぱりわからないということらしい。

暮らしに不自由がある訳でもない。
本人は気づいていないけれど24時間警備保障会社の庇護下にあるし、3度の食事はホームヘルパーが作ってくれる。
嫁がしょっちゅう様子を見に来るし、気が向けば息子もやってくる。
洗濯は小物をヘルパー、シーツなど大きな物を嫁がやってくれる。
日常の掃除はヘルパーだけれど、時々細かいところ普段は手の届かないところを嫁がやる。
先日、ベランダで転び膝をすりむいたけれど、それを発見したヘルパーから事業所経由で直ちに息子に連絡が入り、急行、大したことはなかったが翌日大事をとってクリニックへ。消毒して傷薬を塗ってもらってきた。(こういう時の息子の奮闘ぶりを強調しておく。普段嫁まかせで何もやっていないから)
と言う訳で、まあ何不自由ない結構な御身分なのだ。

だから「何が何だかさっぱりわからないやね」でも、最近の感想「つくづく歳をとったね」でもいいのだ。
ところが先日、そのぼやきの一部に絶妙な節をつけて唱い出した。
一瞬、「えっ、ババア母上にそのような才能がございましたか」と思った。

今はまったく便利な時代だ。
インターネットというものがある。
早速検索してみると、なんとちゃんとした歌なのだ。しかも西條八十作詞、中山晋平作曲「愛して頂戴」
県立図書館から西條八十全集の一枚を借りてきて聞いてみた。なるほど母が唱う歌そのものだ。


明日は母の通院日。
主治医に月一回診てもらいに行く。インフルエンザの予防接種の予約をしてこなければならない。

今日も暖かい日だった。
しかし例年のことを思ったら、暑い日と言ってもいいかも知れない。
そのせいか、ホームセンターで雪ベラを聞いてみるとまだ入荷していないとのことだった。
母の家の雪ベラを買わなければならない。
あまり雪が降らなければいいけれど。母が除雪をやりかねないのだ。

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この記事へのコメント

2011年10月25日 21:54
その歌「愛して頂戴ね」私知ってます。歌えます(笑)
実家にレコードがあった気がしますが、ラジオで聞き覚えたのかな? 女の人が頭のてっぺんから出すような声で歌ってました。歌詞のわりにはコミカルで陽気な感じす。私も大分古い人間です。
それから白梅町のお店は木曜が定休です。もし行かれるならご注意ください。
2011年10月25日 22:51
みずがめさん
母の若い頃流行った歌のようです。
おっしゃるとおりかなり甲高い声ですね。
確かにコミカルで陽気な歌なのですが、今母が唱うのを聞くとじわりと哀感すら感じます。
お店の情報をありがとうございました。行く日にちを決めかねていました。

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