この世のこと

もう新聞やテレビを見るのが嫌になってしまった。

この政権の体たらくはどうしたものだろう。

野党や多くのメディアの反対、慎重な審議を求める声をよそにその法律を堂々と仕上げてしまった。
多くの識者が指摘する法案の欠陥はそのままだ。


道徳の教科化ではいったい何を狙うのだろうか。
昔の修身の復活かも知れない。

私が子どもの頃、やはり道徳の時間の設置をめぐって大論争があった。
その結果、教科化は見送る形で決着が付いたのだろう。

いったい道徳にてこ入れする理由は何か。
週刊文春12月5日号の”池上彰のそこからですか!?”連載144〘昔は道徳が行き届いていた?〙で紹介されていた本『「昔はよかった」と言うけれど』(新評論)を購入して読んでみた。
我が先祖たちのすさまじいまでの行状がこれでもかこれでもかと出てくる。
列車を乗るのに、降りる人を待たないで押し合いへし合いして乗る様、乗ってからはゴミくずを散らかし放題、人前での着替え、化粧、公園や公衆浴場でのおぞましい行為等々。
私にも覚えがある。
鈍行も準急も急行も当時は4人掛けのいわゆるボックスシートだった。(Ⅱ等車はロマンスシートだったかも知れない㊟)
乗客はゴミが出るとそれを座席の下に置く。
大きなターミナルに着くとお掃除おばちゃんが乗車してきて、ゴミを集めていく。
両手に持った箒で左右のシートの下からゴミを掻き出し通路に集め、また次のボックスに移ってゆく。
国鉄の赤字が大きくとりあげられるようになってからは、代わって車掌がそれをやり出した。
今はゴミ箱が取り付けられるようになったから、そのようなことは必要なくなったが。

今でもおかしなことが少なくないけれど、それでもそんな昔に比べたら今の国民はずっと成長している。

子どもの頃、新聞の社会面に出てくる人たちは、昔修身を教わった人たちだった。
だから修身なんか復活させても効果はないと思った。

それでも教科化なんだろうか。


そうだ
私は仙人だった。
そんな下界のことに心を煩わすことはないんだった。


外が寒くなった。心はもっと冷え冷えする。


㊟昔は、Ⅱ等車とⅢ等車があった。戦前はⅠ等車もあったらしいが、戦後”進駐軍”の指導でⅠ等車は廃止になった。Ⅲ等車からⅡ等車に行くとドアに磨りガラスが入りそれに「Ⅱ」と書かれていた。列車のボディーにも「Ⅱ」が入り、今で言えばグリーン車だろうが、今以上に高級感があった。いつか乗りたいと思ったものだ。

この記事へのコメント

2013年12月07日 21:57
こんばんは。
国民の≒13%が賛成。68%が反対と言う・・・少数意見が大切なのは何故だろう?
憲兵・特攻警察などの言葉を思いだす。
国民が知る権利、報道屋が知りたがる権利。
まったくっねぇ~っ!
願わくば穏やかに暮らしたいだけ。
2013年12月08日 00:28
ホントに心にまで冬がきてますね~
日本は何処へ行くのでしょうか??
天変地異に加え人間まで
おかしくなってしまったのでしょうか~
やりきれません……
全知全能の仙人さん~
その仙術で何とかなりませんかねぇ
ご訪問有難うございます
2013年12月08日 17:15
baisaさん
国会議員と国民の意識にねじれがある。
いったいどうなることやら。
2013年12月08日 17:18
mikiさん
私の術をもってしてもこれはどうにもなりません。
地上の皆さんが団結して長期にわたって声を上げていくことが大切と思います。
2013年12月08日 19:05
こんにちは

仙人様の御心まで煩わし
下界の人間として
お詫び申し上げます
お坊ちゃまたちは
次のステップのために
どうしても
通したかったようですね
2013年12月08日 20:53
はじめまして。「静音の小径」に訪問してくださってありがとう!!
道徳の教科化、これは恐ろしいことですね。今でも子どもがイイコ過ぎるのに。もっと自分というものがない子が増えて、大人になった頃、今以上の愚民になっているのでしょうね。
過去の教訓に学ばないのではなく、安倍ぼちゃまは、まさに昔の人から学んだとおり、過去のいい思いをした人びとを喜ばせる時代にしようとしているのでしょう。そしてお馬鹿な取り巻きの議員が下手なシナリオを読み上げているだけ。
しかしこの法案が通ったら、これからはやりたい放題。しっかり見張っていないと未来は大変なことに。下々の下界は大変です。鳥瞰俯瞰したいのに、もう矢継ぎ早の攻撃にへとへとです。
2013年12月09日 16:40
無門さん
仙界でのうのうとしているのも心苦しいのですが・・・・・
2013年12月09日 16:44
ののはなさん
ようこそお越しくださいました。
あの豪腕は祖父譲りなんでしょうか。
それにしても自民や公明の議員の中にしっかり将来を見通せる人がいないのでしょうか。

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