天声人語の本屋さん

9月24日の天声人語が、ネット書店に押されまくっている「リアル書店」のささやかな逆襲が始まったことを紹介していた。

「村上春樹さんの新作(略)初版10万部のうち、9万部を紀伊國屋書店が買い(略)他の書店にも回す」とのことだ。
「勢力を増すネット書店に対抗するため」「今回アマゾンなどに流れるのは5千部」程度だそうだ。「多くの読者は通販ではなく、街場の「リアル書店」まで足を運ばなければならない。どんな結果になるだろう」と。

決まっている。地方の読者は入手が困難になるということだ。新刊が入手できるリアルの書店というのは、おおかた全国規模の書店や大消費地の大書店のことだろう。地方資本の細々とした書店になんか入荷しないだろう。

若い頃、東京出張の折、時間があれば必ず立ち寄ってくる場所があった。そのことを話すと周りのみんなが「俺も」「俺も」と言い出した。そこは、八重洲ブックセンター。

http://blog.honyomi.jp/200506/article_14.html

今はジュンク堂秋田店ができたから随分良くなったが、それ以前は新刊を購入するとすればたいてい注文だった。そして商品がなかなか届かない。10日待たされるなんていうのはざらで、2週間も1ヶ月近くも待たされることがあった。だから何かのついでに上京すると、駅に近い八重洲ブックセンターに寄ってくるわけだ。

http://blog.honyomi.jp/200711/article_33.html

ネット書店が様々できて、注文すると速ければ翌日、遅くても2,3日中には手元に届くようになった。

理想は、手にとって商品を確認してから購入できる街の本屋と、品揃えが豊富で重いものでも宅配便で配達してくれるネット書店の共存だろう。

大都市の消費者は、ネット書店で購入しなくても大書店で入手できるから、ネット書店に頼る地方の消費者の気持ちはわからないのだろう。

かつてのリアルな書店を、懐古趣味的に語ることは自由だけれど、優位な立場の人たちは往々にして相対的に劣位にある人たちのことを忘れがちになる。どうか、あなたがたとは”違う人たち”も大勢いることを、頭の片隅にとどめておいてもらいたい。

書店だけの問題ではないけれど。


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