今日は俺の日
他人様のことだと思っていたら、何のことはないこの私の日だった。
敬老の日。
誰も敬ってくれないから自分で自分を慰める。
昨日、大分の友人が素晴らしいかぼすを送ってくれた。
スーパーに飛んでいっていいちこを買ってきた。
スライスして、コップに浮かべ残りを絞った。
甘露甘露。
もちろん今夜もそれをやる。
少し前には鹿角の友人が北限の桃を送ってくれた。
こちらも1日に一個か二個いただいている。
今夜もデザートでいただく。
考えてみればこんないい敬老の日もない。
私は決して性穏やかな好々爺などではない。でも世の中には私を超える猛老がいる。
ところで、「盛り土に変えてコンクリートの箱をつくる方法もある」だの「地方公共団体が島を買って所有する」だのとのたまう元気一杯の爺さんや「移民を受け入れて人種で分けて居住させるべき」だの「高齢者は適当な時に死ぬ義務がある」などと逞しい言辞を吐く婆さんがいるけれどこのような人たちも敬老の対象になるのだろうか。
年取っただけでその日一日敬われる日。男女の差別なく誰でも彼でも、その方が平等でいいのかも知れない。そうでなければ敬われる人とそうでない人を選別しなくてはならない。これは基準が難しいな。
かぼすのスライスをグラスに浮かべて旨酒に酔い、心静かにお迎えを待つ。こんな敬老の日ならいいな。
敬老の日。
誰も敬ってくれないから自分で自分を慰める。
昨日、大分の友人が素晴らしいかぼすを送ってくれた。
スーパーに飛んでいっていいちこを買ってきた。
スライスして、コップに浮かべ残りを絞った。
甘露甘露。
もちろん今夜もそれをやる。
少し前には鹿角の友人が北限の桃を送ってくれた。
こちらも1日に一個か二個いただいている。
今夜もデザートでいただく。
考えてみればこんないい敬老の日もない。
私は決して性穏やかな好々爺などではない。でも世の中には私を超える猛老がいる。
ところで、「盛り土に変えてコンクリートの箱をつくる方法もある」だの「地方公共団体が島を買って所有する」だのとのたまう元気一杯の爺さんや「移民を受け入れて人種で分けて居住させるべき」だの「高齢者は適当な時に死ぬ義務がある」などと逞しい言辞を吐く婆さんがいるけれどこのような人たちも敬老の対象になるのだろうか。
年取っただけでその日一日敬われる日。男女の差別なく誰でも彼でも、その方が平等でいいのかも知れない。そうでなければ敬われる人とそうでない人を選別しなくてはならない。これは基準が難しいな。
かぼすのスライスをグラスに浮かべて旨酒に酔い、心静かにお迎えを待つ。こんな敬老の日ならいいな。
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