ハマナスのネックレス
盆の13にぢ みそががら まじだ
亡くなった祖母が、今頃になると良く歌っていた歌だ。
盆の13日が来るのを大晦日から待っていた。
盆と正月しか休みのなかった奉公人にとってそれはそれは待ちに待った日だったに違いない。
だから半年も前から待っていた。
いつもの年なら13日に行く墓参だけれど今年は新型コロナウイルスもあるので混雑を避けて14日に行ってきた。
予想通り墓地も本堂もほとんど人はいなかった。
ふと見ると石像にハマナスのネックレスがかけられていた。

こちらではハマナスの実を数珠つなぎにして仏壇や墓前に供える風習がある。
我が家にもハマナスがあるが白と赤のきれいな花を咲かせかぐわしい香りを放っていたが実は一個しかつけなかった。
実のなる種類が別にあるのかも知れない。
この”ネックレス”は市場などで売っているはずだ。
駅で由利高原鉄道鳥海山ろく線の列車が止まっていた。



様々なイベント列車を走らせている。
この記事へのコメント
県内でも知らない方が結構多いので地域限定なのかも知れません。
最近はあまり目にしなくなりました。
ちょっと寂しいですね。