雪が降ります
雪がやっと小康状態になった。
豪雪は何日続いただろうか。
連日の雪かきでへとへとになったがやっと一休みできる。
7日夜、奇妙な停電があった。
突然、停電したかと思うと30秒くらい後には点灯、それが数十回も繰り返された。
今、家の中はほとんどが電化製品だ。
照明器具はもとより、暖房器具、固定電話、ボイラーなどが止まっては入り、止まっては入りの繰り返しだ。
その都度、器具の内蔵時計の時刻合わせを行い今度こそと思うと、裏切られる。その繰り返し。
そしてやっと少し長い間点灯したのでこの機会にとさっさと布団に入った。
3.11のことを思い出した。あの時も停電で、ストーブ、ボイラーが止まり急遽反射式ストーブを持ち出して焚いた。しかし今回はその準備ができていない。ストーブを持ち出しても灯油を200リットル入りのタンクから給油するのが難しい。
8日朝、秋田市の緊急告知ラジオの放送で目が覚めた。
市内で大規模な停電が発生しているという。市民サービスセンターを開放するので、暖を取れない人は避難して欲しいという。
おそるおそるエアコンをつけてみると青いランプが点いた。
しかし、夜の間に停電し、また通電したらしい。
内蔵時計が止まっていた。
その後、午前中は自宅と道路の雪かき。続いて両親宅の小屋の雪下ろし。
へとへとに疲れた。
9日、朝起きると30センチの降雪。
自宅はともかく、道路の除雪は自助を超えている。排雪しなければ流雪溝が整備されていないから捨てることができない。
両親宅の小屋の雪下ろしをしておいて良かった。
午後マジックの集まりがあったが欠席した。
この日から二日間市内の全路線バスが止まったということを後になって知った。
10日、やっと小康状態になった。
とりあえず自宅と道路を除雪。
両親宅で再び小屋の雪下ろし。門から小屋まで歩くと50センチの長靴がすっぽり埋まるくらいの積雪だった。
近所のスーパーまで買物に行くと道路が荒れて、しかも下のアイスバーンが所々顔をのぞかせているから滑って転倒する危険がある。人も車もおそるおそる進む。命がけだ。

11日、今日は少し晴れ間がのぞいた。
しかし、雪かきに出る元気が出ない。町内どこも同じ。市役所の除排雪対策本部のコールセンターに電話。我が町内は今シーズンまだ一度も除雪してもらっていないから休み明けの明日の混乱を避けるためにも、今日中の除排雪を依頼したが、さてどうなることやら。今日から三日間全市対象の除排雪を行うという。それまでは幹線道路が対象だったらしい。どうせなら3連休中に行った方が良かったのではないかと思ったが、言うのを止めた。コールセンターは市から委託を受けた民間の会社。オペレーターは朝から何度も市民の感情的な物言いの電話を受け取っているだろう。俺も大人になったなあと思った。
今日も我が家の近くのバス路線は運休。明日も難しいだろう。

この記事へのコメント
東北大震災の時には私は花巻に居て、その頃本当に寒かったです。いつでも動けるように洋服のまま寝ていました。電気が3日間無く、余震もひどく、しょっちゅうドアを開けましたので寒い空気が部屋に入ってきて。あれからもう10年ですね。