テーマ:父の思い出

はさみ

父が存命なら102歳だ。 その父は元気な頃、孫のお下がり(お上がり?)の自転車やリュックが気に入っていた。 旅行に行く時はいつもそのリュックを背負っていた。 みんなで旅行に行った時のこと、リュックから様々なものを取り出した。 薬、オブラート、袋菓子、懐中電灯そしてはさみ。 はさみ? 何に使うのか。 …
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この頃のこと

今日は父の祥月命日。 酒の大好きだった父のために、高清水を買ってきた。 先日、金物屋の5割引セールで買ってきたちろりで熱燗にしてささげた。 桜餅、バナナなど菓子と果物も供えた。 父が良く買っていた宝くじも買ってきた。 当たる前に逝ってしまったから、俺が敵を討つ・・・・・(返り討ちにあうか) それにしてもいい天気だった…
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父の誕生日

父の誕生日は今日。元気なら99歳になる。その最後の誕生会は、平成14年の11月、誕生日よりも早く行った。 彼の大好きな横田屋のウナギをとって、好きな日本酒で祝った。 その日からすぐに入院の予定があったので、誕生会を早めたのだ。 寒い日だった。 風雪がひどく、その情景は今も心に残っている。 しかし、父はいつものとおり陽気、鼻…
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頑張れ花輪ばやし

先頃の集中豪雨で、私の大好きな鹿角市はかなりの被害を受けたらしい。 テレビや新聞は、旧田沢湖町の土石流を大々的に報道したが、それもそのはず、犠牲者が6人に上った。 報道された写真を見た限り、あのような山であの規模の土石流が発生するとは、常人には予想が付かない。 犠牲者の皆さんには心から哀悼の意を表したい。 鹿角市も大きな…
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さわやかな朝

目覚めると確かに違う。 さわやかなのだ。 結局昨夜は一滴も飲まずに床に入ることができた。 ため込んだコミックをまとめ読みして早めに入眠した。 とにかく断酒第一夜は成功だった。この成功体験を今日明日に延ばす。そうすると輝く飲酒の日々が待っている。 相変わらず降雪があった。数センチだからあえて除雪の必要もない。まだ降り続け…
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とろろ、梅干し、断酒

朝起きてみると少しばかりの降雪だった。これで、雪かきから解放されると思うとホッとした。 食卓には、すり鉢が置かれ、「おお、今日はとろろ飯!」 先日尊敬する友人から頂戴した長いもをすり出汁は味噌仕立て。 もちろん熱々の白い御飯。 となれば、昨日書いた梅干しのお出ましだ。 とろろは粘りけがたっぷりでしかも腰がある。だからす…
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今日は何の日

サッカーの日だそうだ。 11:11 なるほどね では1月1日は 相撲の日で柔道の日で剣道の日でフェンシングの日でレスリングの日だろうか 5月5日はきっとこどもの日ではなくてバスケの日で 6月6日はバレーの日 9月9日は9人制バレーの日 するとラグビーの日とかアメリカンフットボールの日とかはいつになるのだろ…
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今日はお盆

朝から雨でした。 最寄り駅まで歩くのも面倒なので、一駅戻ることになりますが、秋田駅までタクシーで行って特急列車に乗ることにしました。 しかしそのタクシーがなかなか来ません。 もう一度電話をすると、どうもドライバーにきちんと伝わっていないようでした。 やっと来たタクシーに乗って秋田駅に到着すると特急は出たばかり…
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思い出のダンス・チャールストン

父が踊った最初で最後のチャールストン・・・・・  間もなく父の三回忌がやってくる。  あれは二年前の一月頃だったろうか。 もうほとんど回復の見込みが無く、何ヶ月も食べることができなくて(空腹中枢がおかしくなって)、点滴だけで命をつないでいた。  そんな時、東京の妹が父の見舞いにやって来た。 ベッドで静かに横…
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11.11 今日は何の日

ある人から「今日は何の日?」と聞かれたことがある。 なんかの記念日らしいのだが、わからない。 でも、確かなことがある。 父の誕生日。 大正3年11月11日。 だから、父の誕生日ですと答えた。 それからしばらくして、「ホントは何の日ですか」と聞くと、「サッカーの日です」とのこと。その人も知らなくて私に聞いたのだそうだ。…
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したら んめ やってみれ

父の言葉。 標準語訳にすると そしたら お前が やってみろ。 訳知り風の人がテレビに出てきてもっともらしいことを言うと 良く言っていた。 自分では出来もしないくせに批評ばかりは立派。 私もテレビに向かって したら んめ やってみれ! と怒鳴ってやりたい時がある。
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馬よ走れ!

父が小学生の頃、大正時代の話。 結婚したばかりの女の先生がしょっちゅう生徒に歌わせた歌があったという。 勇ましい歌詞で速いテンポの歌だったそうな。 馬よ走れとか何とか・・・・・・ 後で知ったのだけれど、それは結婚行進曲という曲だったと。 父からしっかりと歌詞を聞いておけば良かった…
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おじさんだば しどらいわぁ~~

父は面白い人だった。 時々、子供の頃覚えた言葉を話すのだが、意味不明のものがあった。 これがその代表格。 おじさんだば しどらいわぁ~~ おじさんだば=おじさんなら おじさんは とかいう意味だ。 しかし、その後に続く「しどらいわぁ~~」はまったく意味不明なのだ。 私は県内あちこち歩いたが、こんな言葉は聞いたことがな…
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思い出のダンス

父が踊った最初で最後のチャールストン・・・・・ あれは七年前の一月頃だったろうか。 もうほとんど回復の見込みが無く、何ヶ月も食べることができなくて(空腹中枢がおかしくなって)、点滴だけで命をつないでいた。  そんな時、東京の妹が父の見舞いにやって来た。 ベッドで静かに横たわる父に「父さん、仰向けで足を伸ばしっぱなし…
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老いるということ

「缶詰切れぬ」老人の悲しみ 朝日新聞 平成12年8月5日投書欄 ”声” 長野県諏訪市 介護福祉士 大石まさ子さん Aさん夫婦は二人暮らしです。奥さんは病弱で、明治生まれのご主人が腰を曲げ曲げ、家事をこなして生活をしています。 (・・・Aさんから缶切りを買ってくるように頼まれる。しかし、古い缶詰の空き缶がいっぱい残って…
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父のダンス チャールストン

父が踊った最初で最後のチャールストン・・・・・  あれは六年前の一月頃だったろうか。 もうほとんど回復の見込みが無く、何ヶ月も食べることができなくて(空腹中枢がおかしくなって)、点滴だけで命をつないでいた。  そんな時、東京の妹が父の見舞いにやって来た。 ベッドで静かに横たわる父に「父さん、仰向けで足を伸ばしっぱなしだと…
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女学生と婦人高校生

父は女子高生のことを女学生と呼んでいた。 女学生 なんかいい響きだった。 後年 女学校の生徒だから女学生だったんだと気がついた。 秋田高等女学校とか。 男の子のあこがれの的だったのだろうな。 今は女子高生。 いっそのこと婦人高校生と呼んだらどうか。 略して婦高生。 婦人には なにか高貴な女性といった…
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鉄道模型の夜

あれはもう30年近くも前のことだったろうか。 まだ元気だった父が、ふと「俺、てづどうもけい(鉄道模型)ほしがった。」と、ぽろりとこぼしたことがあった。 父は、60歳代後半。 内心、「えっ」と思った。 父は幼い頃自分の父を亡くし、極貧の生活を強いられた。 幸いわずかばかりの田畑があって何とか食べることだけはできたが、…
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若い人

先日、横手市の石坂洋次郎文学記念館(http://www.city.yokote.lg.jp/kanko/spot/spot03.jsp)に入っておもしろい解説を読んだ。 「若い人」は、洋次郎が勤務した横手高等女学校に取材した作品だが、モデル問題を考慮し、舞台を函館のミッション系学校にした、と。 子供の頃、父は筑摩書房の現代…
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父とほっぺちゃん

昨日、気になっていた書店に入った。 数日前にも2回ばかり入ったのだが、ご主人がおられなかった。 図書カードを購入して、それで週刊昭和 NO.19 44年(朝日新聞出版)を購入した。 そして、思い切って訊いてみた。 「私の父は、元気な頃、ホッぺっちゃんカードのポイントがたまると言って、こちらで週刊新潮を買っていました。」 …
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6年前と今年の今日

6年前の今日は、病院でMRIの検査を受けた。 氷雨の降る寒い日だった。 当然のことながら病院では携帯の電源を切る。 検査が終わり、会計の窓口に行くと私の名前を呼ぶ院内放送があった。 電話が入っているという。出ると、女房の切迫した声。父が危ない! 父の入院している病院に着くと、数分前に息を引き取ったところだった。 今年…
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薬の飲み方

水を先に飲むか後に飲むか。 父が教えてくれた飲み方。 まず水を一口口に含む。 その水を舌の上にのせて粉薬を落とす。もう一口水を飲んで飲み下す。 こうすると、舌に直接薬が触れないから苦みを感じないし、粉薬が舌の上にへばりつくこともない。 薬を飲む時は今でもこの方法だ。 父は、高血圧で若い頃から薬を飲んでいた。 オブラ…
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誕生日

今日は父の誕生日。 もし元気なら満94歳になる。 家では毎日和服を着ていて、外出の時は洋服に着替える。 きちんと折り目の付いたズボンをはき、革帯(ベルト)をしっかり締めて、ぴかぴかに磨かれた靴を履き 出かける。 どこかひょうひょうとしていて冗談とアルコールが大好き。 物をため込むのが大嫌い。 趣味といえば麻雀と…
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一陣の風

今日、一陣の風が吹いた。 爽やかで暖かくて優しい鹿角からの風だ。 ああ 鹿角に行きたい。 尊敬する先輩から素晴らしい写真をいただいた。 八甲田の紅葉の写真だ。 平成12年の今頃、亡き父、母、義母、家内と私の5人で十和田湖、八甲田、青森の旅行をしたのだ。 初日は、鹿角市大湯の旅館で温泉に浸かり、おいしい料理を食べ…
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おくりびと(修正)

その人の手際の良さに私たちは魅せられたように視線を引きつけられていた。 そして、ある瞬間、さっと浴衣を剥ぐとそこには経帷子を着た父の姿があった。 立ち会った人たちから「ホーッ」というため息が漏れ、思わず私と妹は目を見合わせて「似合うな」、「似合うね」と言った。 父は家ではほとんど和服。 恰幅のいい体に和服がよく似合っていた。…
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お彼岸

今日は彼岸会。 朝起きると女房がすりこぎを持ち出してきて、これで炊きあがったばかりの餅米をつけという。 問わず語りに女房が懐かしそうに話し始めた。 「おじいちゃんが元気な頃、 『おめのえで、ぼだもぢ作るって言ってだども、でぎだが (お前の家でぼた餅を作ると言っていたが、できたか)』 という、電話が来たの。 ちょうど…
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おお 花輪ばやし!!!(再掲)

 あちこちの町内からお囃子の音が聞こえる頃だ。  もう余命幾ばくもなく、ただ病院のベッドで寝ているだけの父に、「花輪ばやしエガッタベ」(花輪ばやし良かっただろう)と聞くとこっくりと頷いた。それほど印象が強烈だったのだ。  平成11年8月19日、家内と両親と義母を呼んで、桟敷席で花輪ばやしを見た。宿に迎えに行くと父はもうビール…
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我がミス・デイジーと訪問営業

まだ父が元気な頃、飛び込みの訪問営業で大変な目にあった。 父は少しは民法の勉強もした人だから、そう簡単に騙されることはなかろうと思っていた。 しかし、認知症が進行していた。 ある冬の日、母から「変な人たちが来ているからきてくれ」と電話があった。 行ってみると、家の周りの雪をかいて何やり始まりそうな雰囲気だった。 そして…
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失恋レストラン

昨日の夕食は、外食だった。 家内が友人と食事をしてくるので、「お好きなように」と言われた。 太り気味なので欠食も考えたが、やはり7時近くになると腹が空いてきて、飲食店に出かけることにした。 かつて、父が50歳を過ぎた息子を良く誘ってくれた店だ。 ここで父は「おじいちゃん、おじいちゃん」と呼ばれ何かとお世話になった。 父…
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破断酒 命日

5年前の今日もこんな日だった。 みぞれが降り、寒かった。 私は、MRIの検査であのがんがんいう機械の中で目を閉じていた。 終わって、会計の窓口に立つと院内放送が私の名前を呼ぶ。 近くの電話に出るようにと。 出ると妻の声、おじいちゃん(父)が危ないから直ぐ病院に来いと。 タクシーに飛び乗ったが、信号でぴたぴた停められる。 …
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