テーマ:老い

好々爺

若い頃、歳をとれば人は皆好々爺になるものと信じていた。様々な社会経験を積み酸いも甘いも噛み分けて老成するのだろうと思っていた。しかし、そうではない。自分を見れば良くわかる。ただ漫然と歳をとるだけでは人間そう簡単に好々爺になどなれるものでは無い。日々の反省と不断の努力を積み重ねなければならないのだ。人間まだまだできていない。こんな悩みは棺…
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あばらとテレビ

ダイエット作戦が功を奏してかなり体重が下がってきた。 いつものように腹の様子を鏡で観察してみるとなんと脇腹や胸の中心部にあばら骨が浮き出て見える。 腹は少しへこんだけれどそれほど変化は見られない。以前と比較してみたらそれなりに成果は出ているのだろうけれど、かなり大きな変化がなければ認めたくない心理なのかも知れない。 7月16日…
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貯蓄って何だっけ

今日は母の預貯金通帳の整理をしようと思った。 本人はもう一切自分では管理ができない。 わずかばかりの預貯金は、昔からのおつきもあっていくつかの金融機関に預けている。ほとんど自動継続にしてあるから放っておいてもいいのだけれど、利息を記帳するため証書の切り替えをするのだ。 金融機関を回ってみて、初めてあまりに利率の低いことに驚…
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女房の笑み

この頃出かけると言うと女房が満面の笑みで送り出してくれる。 無理もない。退職して以来ほとんど毎日が寝て曜日だから、彼女は一人でゆっくりすることができない。いくら夫婦とは言え一日中一緒というのは気詰まりなこともあるだろう。だからできるだけ外出の機会を設けようと思っている。 今日は、是非にも出かけねばならないという用事がない。女…
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目が見えない

この頃、目の機能が格段に落ちてきた。 活字がはっきり見えなくなったのだ。 視力が落ちたわけではない。 要は老眼が進んできたのだ。 歯はインプラント、目には眼鏡、そのうち足には杖が必要になるだろう。 脳には埋め込みタイプのパソコンでもあれば助かるが、私が生きているうちは無理だろう。 何とも情けない有様だ…
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鏡よ鏡 鏡さん

エスカレーターがスーッと降りて行き、正面の硝子に人の姿が映った。 あれっ、白髪頭の随分しょぼくれた男が見えるなァと思った。 ややあって、あっ、あれは俺じゃないかと気がついた。 髪はもう少し黒く、肌はつやつやで若さがまだあると思っていた。 床屋では椅子に座ると直ぐに目をつむり、時々開けて鏡の中の自分を確認する。 初め…
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老いるということ

「缶詰切れぬ」老人の悲しみ 朝日新聞 平成12年8月5日投書欄 ”声” 長野県諏訪市 介護福祉士 大石まさ子さん Aさん夫婦は二人暮らしです。奥さんは病弱で、明治生まれのご主人が腰を曲げ曲げ、家事をこなして生活をしています。 (・・・Aさんから缶切りを買ってくるように頼まれる。しかし、古い缶詰の空き缶がいっぱい残って…
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法事

今日は亡義父の13回忌だった。 寺の住職が入院中のため特別の仏事はなくて、墓参のみ。 後日、月命日の折りにでも来てもらうことにした。 帰りに義母の自宅に立ち寄る。 私たちが植えた枝豆が、種を植えた時と同じ状態で、整然ときれいに成長して、そのまま立ち枯れの状態で放置されている。 どうして、抜いて食べなかったのだろう。 …
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