テーマ:文学

嫁と姑

またまたガラにもないことを書くが、高校一年生の頃の話。 と言うことは50年も前のことだ。 秋田県立産業会館という施設があって、そこで文藝春秋の講演会が開かれた。 弁士は、伊藤整と円地文子(私は”えんじ”と覚えていたが”えんち”が正しいのだろうか?)。 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B…
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風立ちぬ

話題の映画”風立ちぬ”を見てきた。 これまでの宮崎駿監督作品とはひと味も二味も違う。 粗筋を一言で言えば、美しい飛行機の製作に燃える若い設計家の一途な情熱と妻との純愛の物語だ。 なるほどシンプルなデザインの零戦は美しい。 あまりのリアリティーある描写にアニメと言うよりも実写版の劇映画を見ているような感慨に襲われた。 …
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何度目かの「失われた時を求めて」

昨日からまた何度目かの「失われた時を求めて」に挑戦中だ。 今回の方法は、学生時代、試験の前に勉強した方法だ。 つまり、一日のノルマを決めて読む。 今回のノルマは20ページ。 順調にいけば、これだと第1巻は22,3日で読み上げることができる。 今回読むのは、光文社古典新訳文庫と岩波文庫だ。 どちらが読みやすいか比較した…
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象潟や雨に西施がねぶの花

芭蕉の句である。 いつもの電車に乗ると若いきれいな尼僧が乗っていた。 彼女は一心不乱に携帯をのぞいている。 出家して現世からは遠のいたはずの女性が現代を象徴するアイテムに夢中になっている姿が面白かった。 そしてとおりかかった車掌に、象潟には何時に到着するか聞いていた。 昨日の秋田魁新報に、象潟の芭蕉ゆかりの寺蚶…
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時よ止まれ

時よ止まれ 君は美しい ゲーテのファウスト ああ 美しい花を見たり モーツアルトを聴いたり あるうららかな春の日地面に寝そべってうとうとする ある時は大好きな人と二人食事をしながら 別に何を話すわけでもなく でも幸せだなーと・・・・・・ 昨夜 ベッドにながまって 本を読んでいて 今読みたい本は こん…
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悪童日記

アゴタ・クリストフ作 悪童日記 面白かった。 3部作を一気に読んだ。 第一部が悪童日記、第二部はふたりの証拠、そして最後が第三の嘘。 それぞれが独立した作品としても読める。 読み終えてから、最後に、解説を読み始めたが直ぐに止めた。 読者がそれぞれ感じたとおりに楽しめばいい。 いつかもう一度…
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どうで死ぬ身の一踊り

やっと読み終えた。 途中で何度も何度も投げ出そうかと思った。 どうで死ぬ身の一踊り (西村賢太著 講談社文庫) 後半はもう斜め読みに飛ばし読み。 これでもかこれでもかと出てくる理不尽な理由による暴力。 本の帯(腰巻きともいう)に こんなくだらない男でも生きている 裏表紙にはこんな惹句が 一…
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アメリカ文学の食卓 2

秋田大学教育文化学部の准教授 村上東氏の講義。 第2回目のテーマは”世界の富を食卓へ” ジャガイモ、トマト、トウモロコシは新大陸のものだ。 インディオが作っていた。 トマトソースを除けば、料理の本がどれだけ薄くなるだろうか。 豆は塩、ベーコンと煮る。 民族料理 ルイジアナ州はスペインの植民地だった。50州の…
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アメリカ文学の食卓 1

秋田大学教育文化学部の准教授 村上東氏の講義。 第1回目のテーマは”悪魔の誘惑を避けて” ピューリッタンがボストン・プリマスロックに着いたのは、1620年12月のこと。 200人近くのうち、一冬で半数が死んだ。 彼らは元々は宗教難民。着の身着のままアメリカにやってきた。自然を知らない。原住民に色々と教わって農業・狩猟を始…
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中国名言集 一日一言

古来 征戦 幾人か回る 王翰(おうかん)の七言絶句。今日4月10日の一言だ。 毎晩寝る前にその日の一言を読む。 心にぐっとしみ入る一言。 この本はおそらくぼろぼろになるまで読めるだろう。 なぜなら情けないことに、翌朝になるとすっかり昨夜の感動を忘れてしまっているのだから。 もっと若い頃に読んだら少しは人生が変わったか…
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王位の厳しさ

幸田文の文章が中学校の国語教科書に載っていた。 文が父露伴のことを書いた文章だった。 何かでミスをした文がちっとも叱られない。 今か今かと気にしているのに父は何も言ってくれない。 沈黙・・・・・ それは王位の厳しさだ。 さて、 沈黙に王位の厳しさがあることを知らなかったとしたら、 ・・…
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続 雨の日は雨を愛し

昨日、堀口大學の詩を紹介したが、その詩が雑誌に引用されていた。 週刊ダイヤモンド6月17日号の最後のページ、東洋の風韻第60回(今週の言葉 雨の日は雨を愛さう)で興福寺貫首の多川俊映師が紹介されている。 「自らに」 雨の日は雨を愛さう。 風の日は風を好まう。 晴れた日は散歩をしよう。 貧しくば心に…
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雨の日は雨を愛し

今から数十年前、叔父の結婚式の時に仲人が紹介した詩。 雨の日は雨を愛し 風の日は風を好み 天気の良い日は散歩に出よう 貧しき時は心に友を と覚えていた。 しかし、第4行がどうもしっくり来ない。 そこで調べてみると、 雨の日は雨を愛さう 風の日は風を好まう 晴れた日は散歩をし…
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神経も肉体も

こんな日は思い出す。 もうこれが能力の限界であり、 神経も肉体もこれ以上の忍苦には耐えられない。 ああもう嫌だと思う瞬間を耐えるのが学問というものだ。 一字一句正確かは自信がないが、 高橋和己の悲の器の一節。 学生時代、壁に貼っていた。 学者になれるほどの能力はない。 けれども、少しはこの…
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人を殺せと教えしか

君死にたまうことなかれ 与謝野晶子 もちろん与謝野晶子がこの作品を詠んだ時とは、 時代も状況も違う。 けれども、なんと哀しい悲惨な事件が続くことか。 どんな親も「人を殺せ」と教えはしない。 相手が誰でも殺すな、そして、君死にたまうことなかれ!
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もっと光を

ゲーテのいまわの時の言葉とされる。 様々な解釈があるようだが、本当はただ部屋の中が暗かったので 明るくしてくれと言う意味だという説もある。 さすがゲーテ、彼くらいになると一言の重みが違う。 哲学的な意味とか文学的な意味とか周りが色々考えてくれるのだろう。 さて、同じ言葉をgakkokamenが言ったとしたらどうなる…
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失われた時を求めて

マルセル・プルースト作 20世紀を代表する文学 これまで何度読みかけたろうか。 10回は同じ所を読んでいる。だから最初の10ページくらいはほとんどその情景が目に浮かぶくらいだ。 外国ではこの作品を最後まで読み通すためのサークルがあるそうだ。 この先長くない。 そろそろ十何回目かの挑戦をしよう。 かくて…
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樅の木は残った

樅の木は残ったという大河ドラマがあった。 山本周五郎の原作で原田甲斐が主人公。 仙台駅で樅の木弁当が発売されたそうな。 おかずとご飯をしっかり食べ終えると、 最後に樅の葉っぱが残る。 かくて 樅の木は残った。 当時、人から聞いた話。 大好きな作家が山本周五郎。 もともとはテレビの舞台中継で、さぶ…
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司馬遼太郎って何者ですか

朝日にも産経にも評価される作家 国民作家って何者ですか。 ずっと疑問だった。 あったあった 本屋で見たダ・カーポの特集 [朝日もサンケイも絶賛というのが不思議、あらためて考えてみよう 国民作家 司馬遼太郎の謎] やっぱりわからなかった。
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ドデスカデンデンデン

どですかでんは黒澤明監督の映画。 原作は山本周五郎の季節のない町。頭師佳孝の電車の運転手のまねが秀逸だった。  で、映画の話ではない。  我がバスは、秋田市の中央通りに入ると、とたんにドデスカデンデンデンと揺れる。サスペンションが良すぎるのか、道路のつぎはぎが多いのか。 同じ会社のバス、先日は遠隔操作のドアが閉まらず…
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夢の中の子供

 先日、尊敬する先輩と友人の3人でしばし楽しい時を過ごした。 後で先輩がおっしゃるには、夢の中の子供を話題にしようと思っていたとのこと。  ある時新聞の文化欄を読んでいて、「チャールズ・ラムの夢の中の子供」を紹介した随筆にめぐりあった。  是非、この作品を読んでみたいと思った。本屋に注文してみたがそんな本はないという。…
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君よ知るや南の国

 尊敬する先輩から教えていただいた詩。 堀内敬三訳のミニヨン 君よ知るや南の国 詩を教えていただいた時、ああいいなあと思った。 翻訳はたくさんあって、どれもいい。 2週間前、定期購読している「日本のうた こころの歌」(デアゴスティーニ・ジャパン)の予告で「君よ知るや南の国」という歌があることを知った。歌劇の中で歌われ…
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